カウンセリングルームリソースポートでは、お客様にとって利用しやすいようにいくつかの工夫をしています。その1つは、【初回ガイダンス】という仕組みを作っていることです。初回ガイダンスは、30分間で、ご相談の概要をお聴きしたうえで、リソースポートで提供できるサービスについてご説明します。初回ガイダンスは通常3,000円ですが、「いばらきKidsCub会員カード」をお持ちの方は、無料とさせていただいております。

 カウンセリングを受けようとする場合、悩みがきちんと解消されるかどうか、あるいは、担当のカウンセラーとの相性が良いかどうか、というのは大変気になることだと思います。カウンセリングを受けてみたいと思っていても、そういったことが気になって申込みができないということもあるかもしれません。

 もし、少しだけでもカウンセリングを受けることができれば、カウンセラーとの相性が良いかどうかやカウンセリングルームのサービスが自分に合っているかどうか分かるかもしれません。そこで、リソースポートでは、相性やサービスの適合性を感じ取っていただくために、【初回ガイダンス】という仕組みを設けました。保護者様の場合には、【初回ガイダンス】は30分間無料となります。ほとんど負担がなく、確かめていただくことができます。

 実は、一般的なカウンセリングでは、最初のカウンセリングは【初回面接】、【初回カウンセリング】、【インテーク面接】などと呼ばれ、通常のカウンセリングよりも長い時間(80分~90分程度)で行われます。時間が長いため、通常のカウンセリングよりも料金も高く設定されていることが多いようです。例えば、あるカウンセリングルームでは、通常カウンセリング60分8,000円、初回面接90分10,000円となっていました。こういった設定が一般的だと思われます。一般に、初回カウンセリングは、問題や悩みを丁寧に理解するために、今までのいきさつや関わりのある人々のことも聴いたりします。そのため、通常よりも時間が長く設定されているのです。そして、時間の長さに応じて料金が高くなるということになるわけです。しかし、これでは、カウンセリングを受けるかどうか迷っている人にとっては、非常に利用しづらい設定になってしまっていると思います。

 リソースポートの初回ガイダンスを通して、ご納得いただいた場合、そのまま引き続いてカウンセリングを受けることができます。その場合、30分+50分で、80分のカウンセリングとなります。一般的な初回面接と同じ設定となります。初回ガイダンスでご納得いただけない場合や迷っている場合には、カウンセリングをお申し込みいただく必要はありませんので、ご遠慮なく言っていただければ、初回ガイダンスのみで終了となります。この場合、費用は3,000円(KidsCub会員の場合無料)で、時間は30分ですので、ご負担が最小限度になると思います。

 カウンセリングを受けるかどうか迷っている方も、 以下のリンクをクリックして、リソースポートのホームページから、どうぞ遠慮なくお申し込み・お問い合わせください。

 リソースポートへのお問い合わせ・お申し込み


  

Posted by リソースポート at 21:30Comments(0)カウンセリング
茨城いのちの電話の2018年度公開講座で講師を担当します。

4月7日に「傾聴ミニ講座-"聴く力"を高めるヒント-」というテーマで開催します。


茨城いのちの電話のホームページから転載いたします。

http://www.iid.or.jp/events180407.html



傾聴ミニ講座-"聴く力"を高めるヒント-

茨城いのちの電話は、年間2万件を超える電話相談に耳を傾けてきました。相談の基本は「傾聴」です。相手の心の動きにじっと耳を澄ませて聴いていくことを大切にしています。ところで。「傾聴」は相談の中だけのものではありません。日常の人間関係でも非常に役に立つものです。今回、茨城いのちの電話では、その傾聴のエッセンスをお伝えしようと、このミニ講座を企画いたしました。「聴く力」を高めるヒントを学んで、毎日の人間関係に役立ててみませんか?


講師:半田 一郎(臨床心理士・学校心理士スーパーバイザー)

【プロフィール】

子育てカウンセリング・リソースポート代表、スクールカウンセラーとして、子どもや保護者のカウンセリングにあたってきた。茨城いのちの電話では、養成講座や相談員の研修を担当している。著書は、「一瞬で良い変化を起こす10秒・30秒・3分カウンセリング」(ほんの森出版)他、多数。

日時:2018年4月7日(土) 14:00~15:30(開場 13:30)
会場:つくば市 春日交流センター 大会議室
   (つくば市春日2-36-1)

プログラム
 ①いのちの電話 紹介
 ②ミニ講座 「“聴く力”を高めるヒント」
 ③相談員応募をお考えの方への個別相談

参加費:無料(先着順40名)※要予約

主 催:社会福祉法人 茨城いのちの電話

お問い合わせ・申込先:社会福祉法人 茨城いのちの電話 事務局
 TEL: 029-852-8505(平日 9:00~17:00)
 FAX: 029-852-8355

http://www.iid.or.jp/events180407.html



  

Posted by リソースポート at 10:00Comments(0)カウンセリングお勧めの情報
つくばみらい市小絹(国道294号線沿い)にある放課後等デイサービス“キッズぽんて”さんにお伺いしてきました。

可愛い看板と入り口で、活動場所になる部屋も広々としていて、卓球台を置いてもまだまだスペースがありました。個別相談のスペースもあって、活動スペースと仕切りがありましたが、おしゃれな内装でした。

リソースポートの活動を紹介させていただいて、パンフレットをお渡ししてきました。

代表の高橋様は、気さくで暖かい感じの方でした。つくばみらい市の子ども支援の現状についても、色々と情報交換をさせていただきました。子どもたちや保護者の皆様のことをきちんと考えておられるなあという印象を受けました。子どもたちの成長を願う熱い気持ちを感じました。

キッズぽんてさんもリソースポートも、まだまだ開設したばかりですので、お互いに切磋琢磨して、子どもたちのために活動し、子育ての安心のネットワークを広げていきたいと思いました。




  

Posted by リソースポート at 06:06Comments(0)活動報告
ちょっとアートセラピー

2月17日(土)の10時から12時まで、「ちょっとアートセラピー」と題して、コラージュ療法体験のイベントを行いました。

雑誌から、好きな写真などを切り抜いて、画用紙に貼り付けて作品を作成します。難しいことを考えるよりも、自分の気持ちが向くまま、好きな写真や良いなぁと思った写真を切り抜いていきます。そして、切り抜いた写真がある程度たまったら、それを画用紙に貼り付けます。

参加者の皆様からご了解をいただいたので、写真を紹介いたします。

写真の切り抜き中(コラージュ作成)

たくさんの切り抜き(コラージュ作成中)


コラージュ療法体験イベントの概要

 「コラージュ」とは、フランス語で「貼り付ける」という意味です。気になった雑誌の部分を切り抜き、いくつかの切抜きを1枚の用紙に貼りつけていって作品を作ります。絵が上手かどうかは全く関係なく、誰にでも簡単にできる手法です。
 そのコラージュを、カウンセリングに活用したものがコラージュ療法と呼ばれています。「自己理解を深める」「なりたい自分を明確にする」ために行うことが多いと思います。簡単な手順で作成できますが、アートを通して自分自身を表現できるため、自分の心を深く見つめたり、心が落ち着くように感じたりするなど、自然とプラスの変化が生じてきます。
 今回は本格的なカウンセリング(アートセラピー)というよりは、まずはコラージュを楽しく作ることを体験していただきたいと考えております。お気軽にご参加いただければ幸いです。
 皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

開催の概要
日時
 終了しました。
 ①2月17日(土) 午前10時~12時

 受付中です。
 ②3月 1日(木) 午前10時~12時
 ③3月16日(金) 午前10時~12時
 ※いずれも受付は午前9時半~です。
 ※各回の1週間前までにお申し込みください。

場所: リソースポート

参加人数:①~③とも各回定員3名様

費用: 500円
 ※「いばらき Kids Club カード」ご持参の方は、無料でご参加いただけます。

持ち物・準備:
 特にございません。お気軽にご参加ください。

駐車場:
 建物の前に3台分の駐車スペースがあります。
 ※交通機関をご利用の方は、リソースポートのHPでアクセス方法をご確認ください。

開催場所は、子育てカウンセリング・リソースポートのカウンセリングルームです。
お申し込みは、子育てカウンセリング・リソースポートのホームページからどうぞ。  

Posted by リソースポート at 15:06Comments(0)カウンセリング活動報告
イーアスつくばに松本ハウスさんが来ます松本ハウスさんとお話をすることになりました。

お笑いコンビの松本ハウスさんの1人、ハウス加賀谷さんは、以前に統合失調症を発症され、療養を経て現在は寛解に至っています。お笑いの活動だけではなく、統合失調症の啓発を行う講演活動も精力的に続けてこられています。

茨城いのちの電話の公開講座として、松本ハウスさんをお呼びするイベントが開催されます。私も、パネルトークの一因として登壇することになりました。入場無料ですので、お時間のある方は、ぜひお越しください。


茨城いのちの電話のホームページから転載いたします。
http://iid.or.jp/events.html
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茨城いのちの電話 公開講座
統合失調症がやってきた-心の健康を支えあう-

講演 松本ハウス(漫才コンビ)
1990年代「タモリのボキャブラ天国」「笑っていいとも」など数々のバラエティ番組に出演。その後10年にわたる加賀谷の闘病・寛解を経てコンビ復活。現在もTVラジオ舞台で活躍中.

パネルトーク
 小原 昌之
  (臨床心理士/県立リハビリテーションセンター
 半田 一郎
  (臨床心理士/子育てカウンセリング・リソースポート

日 時:2018年3月18日(日) 14:00~16:00(開場 13:30)

会 場:イーアスつくばホール
 (つくば市研究学園5-19 イーアスつくば2F)

定 員:200名 入場無料(事前申込不要)
 (会場満席の場合はお断りする場合があります。)

問合せ先
 社会福祉法人 茨城いのちの電話 事務局
 TEL:029-852-8505
   (070-4000-1484 当日のみ)
イーアスつくばへのお問い合わせはご遠慮下さい。

 ただ今、茨城いのちの電話では相談員養成講座生を募集中です。
 当日は説明会も実施したします。

主 催:社会福祉法人 茨城いのちの電話  後援:つくば市  

Posted by リソースポート at 09:20Comments(0)カウンセリングお勧めの情報

2018年01月25日

体験アートセラピー

 子育てカウンセリング・リソースポートは、守谷市薬師台に2018年2月にオープンします。オープンを記念して、コラージュ療法というアートセラピーを体験してもらうイベントを開催することにいたしました。各回3名という少人数ですが、落ち着いた中でアートセラピーを体験したいただけると思います。

コラージュって
 「コラージュ」とは、フランス語で「貼り付ける」という意味です。気になった雑誌の部分を切り抜き、いくつかの切抜きを1枚の用紙に貼りつけていって作品を作ります。絵が上手かどうかは全く関係なく、誰にでも簡単にできる手法です。

 そのコラージュを、カウンセリングに活用したものがコラージュ療法と呼ばれています。「自己理解を深める」「なりたい自分を明確にする」ために行うことが多いと思います。簡単な手順で作成できますが、アートを通して自分自身を表現できるため、自分の心を深く見つめたり、心が落ち着くように感じたりするなど、自然とプラスの変化が生じてきます。

 今回は本格的なカウンセリング(アートセラピー)というよりは、まずはコラージュを楽しく作ることを体験していただきたいと考えております。お気軽にご参加いただければ幸いです。

 皆様のご参加を、心よりお待ちしております。


開催の概要
日時
 ①2月17日(土) 午前10時~12時
 ②3月 1日(木) 午前10時~12時
 ③3月16日(金) 午前10時~12時
 ※いずれも受付は午前9時半~です。
 ※各回の1週間前までにお申し込みください。

場所: リソースポート

参加人数:①~③とも各回定員3名様

費用: 500円
 ※「いばらき Kids Club カード」ご持参の方は、無料でご参加いただけます。

持ち物・準備:
 特にございません。お気軽にご参加ください。

駐車場:
 建物の前に3台分の駐車スペースがあります。
 ※交通機関をご利用の方は、リソースポートのHPでアクセス方法をご確認ください。

開催場所は、子育てカウンセリング・リソースポートのカウンセリングルームです。住所は、茨城県守谷市薬師台1丁目7-5です。

お申し込みについて
お申し込みは、子育てカウンセリング・リソースポートのホームページからお申し込みください。

子育てカウンセリング・リソースポートのホームページ
 
https://www.resource-port.net/
  

Posted by リソースポート at 20:09Comments(0)カウンセリングお勧めの情報

2017年も終わろうとしていますが、今年も色々と皆様にお世話になりました。
今年一年を振り返って、さまざまな研修会に呼んでいただきました。

以下に講師を務めさせていただいた研修会・講習会を列挙いたします。
改めて、多くの機会をいただけたことに感謝申し上げたいと思います。

電話相談の理念と役割
 2月17日 電話相談員研修会 対象:電話相談員

学校でのスクールカウンセラーの活動のために
 3月23日 新任スクールカウンセラー研修会 対象:スクールカウンセラー

電話相談の学び方
 7月1日 電話相談員養成講座 対象:一般市民

子どもの成長を引き出す30秒カウンセリング
 7月2日 子育て科学アクシス主催 対象:保護者

解決志向アプローチ入門講座その1
 7月9日 リソースポート主催 対象:カウンセラーなど

発達障害の理解と対応
 7月27日 市立教育相談所所内研修会 対象:相談員

発達障害の理解と対応
 8月4日 市立小学校校内研修会 対象:教職員

子どもの自殺予防~ おとなたちにできること~
 8月17日 稲敷市保健福祉部社会福祉課 対象:教職員、関連の市職員

解決志向アプローチ入門
 8月21日 市立中学校校内研修会 対象:教職員

不登校の理解と支援
 8月22日 市立中学校校内研修会 対象:教職員

発達障害の理解と対応
 10月25日 市立小学校校内研修会 研修会 対象:相談員

解決志向アプローチ入門講座その2
 10月29日 リソースポート主催 対象:カウンセラーなど

学校を欠席がちな子どもの成長を促すかかわり方
 10月31日 市立中学校校内研修会 対象:教職員

発達障害の理解と対応
 11月14日 市立小学校校内研修会 対象:教職員

コンプライアンスについて-カウンセリングの立場から
 11月16日 市立小学校校内研修会 対象:教職員

電話相談での話を聞く姿勢
 11月19日 電話相談員志願者研修会 対象:一般市民

発達障害の理解と対応
 12月1日 市民カウンセリング講座 対象:一般市民

電話相談の理念と役割
 12月16日 電話相談員養成講座 対象:一般市民

今後も、良いサービスを提供していきたいと思います。
研修会などの講師のご依頼はこちらのリンクからお願いいたします。  
タグ :研修会

Posted by リソースポート at 12:41Comments(0)活動報告

2017年12月25日

先生の役割を見直す

中教審総会で「学校の働き方改革」の中間まとめが承認されたそうです。学校の先生方の多忙化や長時間労働を改善して、先生方の力と時間を子どもたちにもっと注いでいけるようにしていこうという取り組みです。

教育新聞で詳しく報道されています。

そこで、先生方の役割を具体的に見直しているようです。
先生方の役割を14種類に分けて、それを学校の役割なのかどうかということで、3種類に分類したということです。

学校以外(自治体、教委、保護者、地域など)が担うべき業務
(1)登下校に関する対応
(2)放課後の見回り等
(3)学校徴収金の徴収管理
(4)地域ボランティアとの連絡調整

学校の業務ではあるが、必ずしも教員が担う必要のない業務
(5)調査・統計への協力
(6)児童生徒の休み時間の対応
(7)校内清掃
(8)部活動

教員の業務であるが、負担軽減が可能な業務
(9)給食時の対応
(10)授業準備
(11)学習評価・成績処理
(12)学校行事等の準備運営
(13)進路指導
(14)支援が必要な児童生徒・家庭の対応。

こうやって、業務を見直して、子どもたちのために先生方の力を、上手く生かせるようにできたら良いと思います。特に、(1)~(4)は、できるだけ早く、先生以外の人の力で活動していけるように、仕組みを整えてもらいたいなぁと思います。登下校の対応や放課後の見回りの時間が授業の準備や手厚い支援が必要な子どもへのサポートに当てることができたら、子どもたちにもっとプラスになると思います。
「(3)学校徴収金の徴収管理」というのは、給食費とか学級費ですね。これは、すごく時間を使うだけではなく、心理的な負担も大きいですよね。未納の問題などがあると先生方の感じるストレスもすごく大きくなると思います。本当に、こういった業務を先生以外の人達が担うようにするだけで、子どもたちに良い教育環境や良い支援が届けられるようになると思います。

ところで、「(9)給食事の対応」というのは、先生方の役割とされています。先生方は、子どもたちと一緒に給食を食べていますが、食事休憩とは全く呼べない時間です。特に小学校の担任の先生は、他の時間よりも、余計に忙しく働いておられます。担任ではない先生方も、分担して教室で子どもたちと一緒に給食を食べていますが、どの先生も、急いで給食を食べて、子どもに関わったり、声をかけたりしています。ひとり一人の子どものことを良く把握していて、子どもたちのそれぞれの必要性に合わせて声かけをしています。例えば、食事の行儀について、優しく注意したり、小食な子どもに「もうひと口食べてみよう」などと働きかけたりしています。
スクールカウンセラーとして、給食を子どもと一緒に教室で食べることが多いのですが、先生方は給食の時間には、本当に忙しく働いておられます。特に小学校では、先生ではない大人があと2人ぐらいいて、子どもとかかわりながら、一緒に給食を食べたりするのも、子どもの成長にもプラスになるし、先生方の大変さも軽減されるのではないかと思います。

西日本新聞の「給食のハテナ(2)」という特集は給食の時の先生方の忙しさが良く伝わってくる記事です。

ところで、発達障害の子どもたちや学校を欠席がちな子どもたちにとっては、給食は苦痛な時間になってしまうこともあるようです。子どもたちが学校で楽しく充実して過ごすには、子どもひとり一人に合わせた工夫が必要です。リソースポートでは、保護者の皆様からのお子様についての相談を受け付けております。
以下のリンクからどうぞ
発達障害のお子様へのかかわり方の工夫についての相談
学校を休みがちなお子様へのかかわり方の工夫についての相談

スクールカウンセラーの活動も、先生方の大変さを軽減することにつながっていると思います。色々な角度から、先生方の役割を見直して、先生方の負担軽減を考えることはとても大切だと思います。それが結局、子どもにプラスになってくると思います。

  

Posted by リソースポート at 16:55Comments(0)子育て
 NHK「クローズアップ現代」で、12月13日に放送された、「夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?」という特集が放送されました。日常的に繰り返される激しい夫婦げんかは、子どもの脳を傷つけているというのです。子ども自身が暴言暴力を受けて育った場合に悪影響があるという話ではなく、子ども自身は暴言暴力を受けない場合でも、悪影響を受けてしまうということです。

 驚いた方も多いかもしれません。子どもたちや保護者の方と接することの多いカウンセラーとしては、現場の実感と一致する内容の放送でした。番組では、友田明美さん(福井大学教授)の行った学術的な調査結果が紹介されていました。夫婦間の身体的暴力を目の当たりにしてきた人と、夫婦間の言葉の暴力に接してきた人を選んで、脳をMRIで調べたそうです。番組によれば「その結果、双方とも脳の一部が萎縮していましたが、身体的な暴力を見てきた人は萎縮率が3.2%だったのに対して、言葉の暴力は19.8%と6倍も高いことがわかったのです。」ということです。

 その調査で使われたアンケートがクローズアップ現代のホームページで紹介されています。そのアンケートは、“子どもが暴言をどれくらいの頻度で聞いていたか”について、15個の質問に“0”~“7”で回答するものでした。ぜひ、自分なりに回答してみて下さい。得点の目安も書かれています。

 一方、夫婦の間でのケンカはどの家庭でも普通にあることではないでしょうか? 夫婦げんかが子どもの脳に悪影響があるというのは、真剣に考えると、途方に暮れてしまうような感じを持つことかもしれません。普通のことが子どもの脳にマイナスになっていると言われると、子どもを大切にしている保護者の方は、本当にどうしたら良いか分からなくなってしまいます。

 どうすれば良いのかについて、友田先生の研究では触れられていませんでしたが、スタジオでは信田さよ子さん(日本臨床心理士会理事)がも交えてどうすれば良いについて少し解説していました。一つは、夫婦げんかそのものを少なくするにはどうするかということです。

 夫婦げんかがあっても、子どもが心の傷を回復していくことができるのではないかというケースが報告されていました。それには、子どもの長所やちょっとした良かったことをファイルにまとめて保存しておくという取り組みです。それをとおして母親が子どもの良いところに改めて気づいたことで子どもが“自己肯定感”が高まり、心が安定してきたということでした。

 さらには、心の傷が生じてしまっても、しっかりとしたケアをすると脳も回復するという研究もあるということです。番組では、子どもの言葉を受け止めてあげるということ。りんごの絵を描いたら「りんごの絵を描いたんだね」と言葉で受け止めることが大切だと言うことです。もう一つは、夫婦げんかをしたあと、“話し合ってちゃんと仲直りした”ということを伝えること“あなたのせいじゃないよ”ということを伝えること、仲直りした仲の良い姿を見せることの3つが大切ということです。
 こういったことが大変気になるところですが、番組では、あまり時間が残っておらず、物足りない印象でした。


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| 不登校・登校しぶりでお悩みの保護者の方にお勧めのカウンセリング        |
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 ここでは、夫婦げんかの後の子どもへの対応について、もう少し詳しく説明してみます。ケンカの後の子どもへのかかわり方は、子どもの心の傷(つまり脳のダメージ)を軽減していくためには、非常に大切だと思われます。

 1つは、きちんと子どもに謝ることです。夫婦げんかで子どもに不安な思い辛い思いをさせたことをしっかりと言葉に出して謝ることが大切です。「お父さんとお母さんがケンカをして、○○ちゃんにイヤな思いをさせてしまってごめんね」などと謝ることです。両親ともに謝ることが大切ですが、どちらかだけが謝る場合には、「お父さんも(お母さんも)ごめんねって言ってたよ」と伝えることが大切です。

 2つめは、子どもの感情に目を向けて、子どもが自分で言葉にして表現できるように促すことです。「お父さんとお母さんがケンカしてたとき、○○ちゃんはどんな気持ちだった?」などと聴いてみると、子どもが「怖かった」などと応えてくれると思います。さらに「からだのどの辺に怖い気持ちがでてきたの?」などと聴いて、そのあたりを子どもと一緒になでてあげたりすることも良いケアになると思います。ここでも「ごめんね」などと謝ることが大切です。

 3つめは、子どもに“子どものせいではない”と明確に言葉で伝えることです。子どもは、良いことが起きたときにも悪いことが起きたときにも自分と結びつけて考えてしまいます。例えば、遠足の日に雨が降って遠足に行けなかった場合には、「自分が悪い子だから雨が降ったんだ」などと考えてしまうのです。親のケンカに直面した子どもは、「自分が悪い子だからお父さんとお母さんがケンカするんだ」というふうに捉えてしまいます。だからこそ、言葉で明確に「あなたが悪いわけではない」と伝えることが大切です。

 4つめは、仲直りしたということを行動と言葉で子どもに伝えることが大切です。仲直りした姿を子どもに見せることは大切です。それを通して、子どもが安心感を感じるからです。さらに言えば、「お父さんがお母さんにごめんなさいって、謝って、お母さんもお父さんにごめんなさいって謝って、それから2人でハグして仲直りしたよ」などと言葉で伝えるともっと良いと思います。言葉で伝えると様子を見て分かっていることが“ハッキリ”分かるので、子どもの安心感が高まるのです。

 こんなふうにケンカをした後に子どもに関わることは、子どもの心のケアをするだけではなく、子どもが人との関わりかたを学ぶことにつながります。
 
 お子様とのかかわりについてお悩みの保護者さまにはリソースポートのカウンセリングも選択肢の一つです。よろしければリンク先をご参照下さい。
   
タグ :子育て

Posted by リソースポート at 13:27Comments(0)子育て
つくば市民大学で活躍されてきた徳田太郎さんが講師の研修講座が2つ募集されています。


1つめは、つくば市が開催する平成29年度 地域コーディネーター講習会「地域コーディネーターを目指して ~地域の〈ちから〉を活かすワザとココロ~」という講座です。
概要は次の通りです。
・日時 平成30年2月4日(日曜日) 14時00分~16時00分
・会場 つくば市役所 2階 会議室203
・講師 徳田 太郎 氏(つくば市民大学代表幹事)
・参加費 無料 ※事前のご予約が必要です。
・定員 100名(先着順)



つくば市民は何と無料で参加できるということで、うらやましいです。
申込期限は平成30年1月26日(金曜日)までだそうです。
詳しくは、地域コーディネーター講座https://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/14214/14667/021801.htmlのページを参照ください。

 もう一つは、 認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所が、つくば市で開催する講座です。こちらは、「子どもを支えるチーム作り講座- 連携のためのファシリテーション-」というテーマです。ファシリテーションの研修は色々と開かれていますが、子どもの支援に焦点を当てたファシリテーションの研修はなかなか見かけないので、この研修は、かなり注目だと思います。

 子どもを支援していくときには、家庭も学校も地域の支援者も連携や協力をしていくことが大切です。そういった連携協力を上手く進めていくためには、ファシリテーションの手法や考え方が非常に役に立ちます。私が専門としている、学校心理学でも、学校で子どもを支援していくときにはチームで支援していくことの大切さが強調されています。例えば、「学校心理学ガイドブック 第3版」(編:学校心理士資格認定委員会)には、子どもを支援するチームのコーディネータはファシリテーションの働きをすることが大切だと指摘されています。


研修の日程は
【A日程】2018年1月28日(日) 10:00~16:00
【B日程】2018年2月11日(日)  10:00~16:00
【C日程】2018年2月25日(日) 10:00~16:00
です。

この講座の情報はこちらのページからどうぞ。
子どもを支えるチーム作り講座- 連携のためのファシリテーション-

ところで、この講座は、子ども支援者向けの連携を学ぶ講座です。反対に、保護者にとっても学校や地域の支援機関との連携は非常に大切だと思います。私たち、子育てカウンセリング・リソースポートでは、学校や支援機関との連携に悩む保護者の方もサポートしております。


最後に、徳田先生について少し紹介します。
 徳田先生はプロのファシリテーターとして活躍されています。。2003年にファシリテーターとして独立されて、市民活動や地域づくり、医療・福祉などの領域を中心に、年間200日以上のワークショップやセミナーを実施されています。NPO法人日本ファシリテーション協会では事務局長、会長、災害復興支援室長を経て現在はフェローだそうです。その他、Be-Nature Schoolファシリテーション講座講師、東邦大学理学部生命圏環境科学科非常勤講師(コミュニケーション)などを務めておられます。
著書は、『ファシリテーションが会議・組織・社会を変える』、『「学びあいの場」のつくりかた』 です。


講師は、つくば市民大学で活躍されてきた徳田太郎さんです。私もつくば市民大学のファシリテーション講座で徳田先生から学ばせていただきましたが、素晴らしい先生だと思います。

 どちらも、私自身、本当に参加したい研修ですが、日程的に難しいです。ぜひお勧めします。  
タグ :研修講座

Posted by リソースポート at 14:31Comments(0)お勧めの情報
プロフィール
リソースポート
リソースポート
茨城県守谷市のカウンセリングルーム「リソースポート」です。主に子育てについてのカウンセリングを行っています。カウンセラーは学校心理士スーパーバイザー・臨床心理士の資格を持っていて、20年以上のキャリアがあります。
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