メールマガジン



リソースポートでは、7月10日からメールマガジンを発行いたします。月1回の発行ですが、カウンセリングの視点から、子育てに役立つ情報をご提供いたします。子育ての中で困ってしまう状況で、お子様に声かけをする時のちょっとしたコツを分かりやすくご紹介していきます。

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メールマガジン-子育てカウンセリング・リソースポート


メールマガジンはこんな感じの内容を考えております。


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◆ 子育てカウンセリング・リソースポート ◆

 ☆☆☆ 子どもが育つ、自分が育つ ☆☆☆

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第△号 【 お子様を叱るときに本当に大切なたった2つのこと 】



メールマガジンを読んで下さっている皆様



メールを開封して下さってありがとうございます。

子育てカウンセリング・リソースポートの半田一郎です。



最近は天候不順で、寒暖の差が激しいように思います。私の身近でも体調を崩している人も多いような気がします。皆さんはお元気でしょうか?



 さて、早速ですが今回のテーマ【 お子様を叱るときに本当に大切なたった2つのこと 】について書いていこうと思います。子どもたちの成長を考えると、「叱る」ということは避けて通れないテーマです。「ほめて育てる」ということが強調されていますが、「ほめて育てる」ときにも「叱る」ことは大切です。



 お子様を叱るときに本当に大切なことは、心にダメージを残さないことです。叱られるということは誰にとってもイヤなものです。叱られたときに、子どもは、自分を否定されたと感じたり、自分に価値がないと感じたりしがちです。それを避けることが、叱る時に一番大切なことなのです。そのために大切なことは2つです。1つ目は、意欲や考えはほめて、行動を叱るということです。2つ目は、必ず最後に子どもから意見を聞いて終わらせるということです。



 1つ目の「意欲や考えはほめて、行動を叱る」ということは、どういうことでしょうか? 具体例を挙げてご説明いたします。例えば、お子様が、期末テストが迫っている状況でも、全然勉強をしないという場合を考えてみます。「勉強しない」ことを叱りたいのですが、それを少しだけ我慢してください。まずは、「期末テストが迫っているけど何か考えたり思っていることはある?」と聞いてみることをお勧めします。全く勉強に向かえていないお子様でも「勉強しなきゃいけない」などと答えてくることもあると思います。心の奥の方には、意欲や自分なりの考えが隠れていたりするのですが、聞いてみることで、表面に現れてくることがあるのです。



 「勉強しなきゃいけない」という気持ちは大切です。それがあることが、自分から勉強することにつながっていくのです。つまり、「勉強しなきゃいけない」という気持ちは、ほめることができるのです。「素晴らしいね」などとストレートにほめても良いと思いますし、「そういう気持ちがあるのは大切なことだね」などと伝えることも、1つのほめ方だと思います。



 その上で「勉強していない」ことを叱ることが大切です。「きちんとした前向きな気持ちがあるのに、それを行動に移さないことは、自分を大切にしていないということだよ」などときちんと叱ってあげることが大切ですね。



 意欲や考えと行動を分けずに叱ると、お子様は自分の全てを否定されたように感じがちです。そうすると、お子様が自分自身を否定したり親を否定したりというリスクにつながります。意欲や考えをほめることは、お子様自身の気持ちを受けとめて、認めることになります。親が自分を大切に思ってくれているのだという感覚も育てていくことにつながります。



 2つ目の「必ず最後に子どもから意見を聞いて終わらせる」というのは、どういうことでしょうか? これも具体例を挙げて説明いたします。叱った後に、「これでお母さんがあなたに伝えたいことは話したけど、それを聞いて、お母さんに言っておきたいことはある?」などと確認します。親が一方的に言って終わりにしてしまうと、お子様の心には必ず自分自身や親に対する否定的な気持ちが残ります。



 その否定的な気持ちは、お子様が建設的な行動へ向かうことを邪魔してしまいます。意見を聞くことは、そういった否定的な気持ちを聞いて受けとめることになり、お子様の心の安定につながります。また、お子様にとって、自分の意見を聞かれたということは、親が自分の存在を認めてくれたということになるので、やはり、心の安定につながるのです。



 ところで、お子様が言ってきたことには反論せず、ただ受けとめて、やりとりを終えることが重要です。例えば、「・・・・って思ったんだね。それは分かったよ。教えてくれてありがとう。そのことは、お母さんも考えておくね。」と穏やかに伝えて、やりとりを終わりにします。 お子様の気持ちを受けとめ、お子様の存在を認めていることが自然に伝わっていくと思います。

 

 叱ることは簡単なようでいて、意外と難しいものです。冷静にお子様の様子を見ながら、言葉を選んで叱ることが大切ですね。  

Posted by リソースポート at 21:47Comments(0)子育てカウンセリング
オススメのマンガ情報です。沖田×華(おきたばっか)さんという漫画家さんの『透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記』を少し読みましたが、大変、心に残る作品でした。命について深く考えさせられました。



めちゃコミックで2018年5月23日の10時まで第1話~第6話を無料で読むことができるようです。ぜひ、無料期間中に読んでみて下さい。
https://sp.comics.mecha.cc/books/87223

ところで、沖田×華さんは、発達障害の診断があることを公表している漫画家さんです。2016年の8月に、茨城県立友部特別支援学校主催で「アスペルガーで、漫画家で」という公演会が開催されました。その講演会でお話を聴いていたので、個人的には親しみを感じている漫画家さんです。その時の話は、少しだけリソースポート本体のブログで書かせていただきました。そちらの記事は以下のリンクからどうぞ。
沖田×華さんの講演会に行ってきました-リソースポート|茨城県守谷市
  

Posted by リソースポート at 18:57Comments(0)子育てお勧めの情報
金子書房 児童心理5月号 特集「いじめ再考」
児童心理 2018年 05 月号 に、記事を書かせていただきました。

特集「いじめ再考」の目次です。

いじめ問題への関心が一過性で終わる理由 森 真一

発達段階からみたいじめ 清水由紀
いじめの四層構造論を問い直す 中村 豊
いじめを生まない学級経営は可能か 林 敦司
ネット時代のいじめ
――深刻な問題に発展する前の「いじめの芽」段階でできること 青山郁子
過剰ないじめ対応のもたらす成長の危機
――人とのよき関わり体験をどう保障するか 石川悦子

●いじめの周辺にいる子どもの心理
多面的に考え、判断・行動する力を養い、いじめを防ぐ
――いじめの傍観者にしない、相手を思う授業 片岡義順
いじめを相談できる人間関係を育てる――援助要請の心理学 本田真大

緊急避難としての不登校――いじめからいのちを守る 近藤 卓

●学校・教師の取り組み
見えにくいいじめをどう発見するか 植草伸之
いじめ対応を通して学校を変える――中学校の事例から 吉本恭子
いじめを行った子どもにスクールカウンセラーはどうかかわるか? 半田一郎
いじめがあったときの組織的対応 美谷島正義
メール・LINE(SNS)でのトラブルを防ぐ指導 藤川大祐
学校現場における弁護士との協働 礒﨑奈保子

「いじめ防止対策推進法」を考える 廣井亮一

●海外のいじめ問題対応
アメリカ 勝間理沙
スウェーデン 両角達平

平仮名三文字で「いじめ」問題を語らない
――「つらく苦しく耐え難い思いをしている子ども」に寄り添うこと 今津孝次郎
  

Posted by リソースポート at 14:39Comments(0)子育てカウンセリング活動報告
ボードゲーム(DIXIT)
 リソースポートでは、お子様のカウンセリングの時にボードゲームを使うことがあります。ボードゲームは、ここ最近、子どもの発達を促進する働きがあるということで注目されています。手順を考えたり、相手と交渉したり、さまざまな能力を育てていくことにつながると考えられています。

 写真は、「DIXIT」というカードゲームです。カードには、全て異なったイラストが描かれています。ゲームのプレイヤーは、そのイラストを見て、イラストを一番ピッタリと表現する言葉を考えます。その言葉をとおして、プレイヤー同士が競い合うゲームです。

 カードのイラスト内容を、適切に言い表す言葉を考えることや、相手が考えた言葉から相手のイラストを考えたりするので、言葉で表現する力や、言葉を聴いて理解する力が育ってくると考えられます。

 良くできたゲームなので、大人も子どもも一緒に楽しむことができると思います。家族みんなで楽しむこともお勧めです。
  

Posted by リソースポート at 14:39Comments(0)子育てカウンセリング
 発達障害のお子様は、「発達障害」とひと言でくくられてしまいがちですが、ひとり一人の特徴が様々です。脳の情報処理は、色々なプロセスで行われています。例えば、言葉を聴いて理解するプロセス、目で見て理解するプロセスなど、短い時間だけ蓄えてある情報を処理するプロセスなど、様々なプロセスで行われています。そのプロセスの強い・弱いは人により様々です。ひとりの人の中で、その強い・弱いが大きい場合、それが人付き合いの苦労につながったり、勉強の大変さにつながったりしてしまうことがあります。

 自分自身(あるいはお子様)の脳の情報処理の能力の特徴について知ることができたら、それにあわせて工夫していくことができます。脳の情報処理能力は、個別式の知能検査を活用して、自分の特徴を知ることができます。そのために、よく使われるのはWISC4という知能検査です。
WISC4では、全体的な認知能力を表す全検査IQ(FSIQ)と、言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリー(WMI)、処理速度(PSI)の4つの指標得点が算出されます。4つの指標得点の高い低いによって、ひとり一人の特徴が分かるのです。

 リソースポートでは、このWISC4を実施することができます。お子様への対応や支援についてお悩みの場合には、実施を考えてみることも一つの道筋です。

WISC4個別式知能検査



  

Posted by リソースポート at 14:22Comments(0)子育てカウンセリング

2017年12月25日

先生の役割を見直す

中教審総会で「学校の働き方改革」の中間まとめが承認されたそうです。学校の先生方の多忙化や長時間労働を改善して、先生方の力と時間を子どもたちにもっと注いでいけるようにしていこうという取り組みです。

教育新聞で詳しく報道されています。

そこで、先生方の役割を具体的に見直しているようです。
先生方の役割を14種類に分けて、それを学校の役割なのかどうかということで、3種類に分類したということです。

学校以外(自治体、教委、保護者、地域など)が担うべき業務
(1)登下校に関する対応
(2)放課後の見回り等
(3)学校徴収金の徴収管理
(4)地域ボランティアとの連絡調整

学校の業務ではあるが、必ずしも教員が担う必要のない業務
(5)調査・統計への協力
(6)児童生徒の休み時間の対応
(7)校内清掃
(8)部活動

教員の業務であるが、負担軽減が可能な業務
(9)給食時の対応
(10)授業準備
(11)学習評価・成績処理
(12)学校行事等の準備運営
(13)進路指導
(14)支援が必要な児童生徒・家庭の対応。

こうやって、業務を見直して、子どもたちのために先生方の力を、上手く生かせるようにできたら良いと思います。特に、(1)~(4)は、できるだけ早く、先生以外の人の力で活動していけるように、仕組みを整えてもらいたいなぁと思います。登下校の対応や放課後の見回りの時間が授業の準備や手厚い支援が必要な子どもへのサポートに当てることができたら、子どもたちにもっとプラスになると思います。
「(3)学校徴収金の徴収管理」というのは、給食費とか学級費ですね。これは、すごく時間を使うだけではなく、心理的な負担も大きいですよね。未納の問題などがあると先生方の感じるストレスもすごく大きくなると思います。本当に、こういった業務を先生以外の人達が担うようにするだけで、子どもたちに良い教育環境や良い支援が届けられるようになると思います。

ところで、「(9)給食事の対応」というのは、先生方の役割とされています。先生方は、子どもたちと一緒に給食を食べていますが、食事休憩とは全く呼べない時間です。特に小学校の担任の先生は、他の時間よりも、余計に忙しく働いておられます。担任ではない先生方も、分担して教室で子どもたちと一緒に給食を食べていますが、どの先生も、急いで給食を食べて、子どもに関わったり、声をかけたりしています。ひとり一人の子どものことを良く把握していて、子どもたちのそれぞれの必要性に合わせて声かけをしています。例えば、食事の行儀について、優しく注意したり、小食な子どもに「もうひと口食べてみよう」などと働きかけたりしています。
スクールカウンセラーとして、給食を子どもと一緒に教室で食べることが多いのですが、先生方は給食の時間には、本当に忙しく働いておられます。特に小学校では、先生ではない大人があと2人ぐらいいて、子どもとかかわりながら、一緒に給食を食べたりするのも、子どもの成長にもプラスになるし、先生方の大変さも軽減されるのではないかと思います。

西日本新聞の「給食のハテナ(2)」という特集は給食の時の先生方の忙しさが良く伝わってくる記事です。

ところで、発達障害の子どもたちや学校を欠席がちな子どもたちにとっては、給食は苦痛な時間になってしまうこともあるようです。子どもたちが学校で楽しく充実して過ごすには、子どもひとり一人に合わせた工夫が必要です。リソースポートでは、保護者の皆様からのお子様についての相談を受け付けております。
以下のリンクからどうぞ
発達障害のお子様へのかかわり方の工夫についての相談
学校を休みがちなお子様へのかかわり方の工夫についての相談

スクールカウンセラーの活動も、先生方の大変さを軽減することにつながっていると思います。色々な角度から、先生方の役割を見直して、先生方の負担軽減を考えることはとても大切だと思います。それが結局、子どもにプラスになってくると思います。

  

Posted by リソースポート at 16:55Comments(0)子育て
 NHK「クローズアップ現代」で、12月13日に放送された、「夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?」という特集が放送されました。日常的に繰り返される激しい夫婦げんかは、子どもの脳を傷つけているというのです。子ども自身が暴言暴力を受けて育った場合に悪影響があるという話ではなく、子ども自身は暴言暴力を受けない場合でも、悪影響を受けてしまうということです。

 驚いた方も多いかもしれません。子どもたちや保護者の方と接することの多いカウンセラーとしては、現場の実感と一致する内容の放送でした。番組では、友田明美さん(福井大学教授)の行った学術的な調査結果が紹介されていました。夫婦間の身体的暴力を目の当たりにしてきた人と、夫婦間の言葉の暴力に接してきた人を選んで、脳をMRIで調べたそうです。番組によれば「その結果、双方とも脳の一部が萎縮していましたが、身体的な暴力を見てきた人は萎縮率が3.2%だったのに対して、言葉の暴力は19.8%と6倍も高いことがわかったのです。」ということです。

 その調査で使われたアンケートがクローズアップ現代のホームページで紹介されています。そのアンケートは、“子どもが暴言をどれくらいの頻度で聞いていたか”について、15個の質問に“0”~“7”で回答するものでした。ぜひ、自分なりに回答してみて下さい。得点の目安も書かれています。

 一方、夫婦の間でのケンカはどの家庭でも普通にあることではないでしょうか? 夫婦げんかが子どもの脳に悪影響があるというのは、真剣に考えると、途方に暮れてしまうような感じを持つことかもしれません。普通のことが子どもの脳にマイナスになっていると言われると、子どもを大切にしている保護者の方は、本当にどうしたら良いか分からなくなってしまいます。

 どうすれば良いのかについて、友田先生の研究では触れられていませんでしたが、スタジオでは信田さよ子さん(日本臨床心理士会理事)がも交えてどうすれば良いについて少し解説していました。一つは、夫婦げんかそのものを少なくするにはどうするかということです。

 夫婦げんかがあっても、子どもが心の傷を回復していくことができるのではないかというケースが報告されていました。それには、子どもの長所やちょっとした良かったことをファイルにまとめて保存しておくという取り組みです。それをとおして母親が子どもの良いところに改めて気づいたことで子どもが“自己肯定感”が高まり、心が安定してきたということでした。

 さらには、心の傷が生じてしまっても、しっかりとしたケアをすると脳も回復するという研究もあるということです。番組では、子どもの言葉を受け止めてあげるということ。りんごの絵を描いたら「りんごの絵を描いたんだね」と言葉で受け止めることが大切だと言うことです。もう一つは、夫婦げんかをしたあと、“話し合ってちゃんと仲直りした”ということを伝えること“あなたのせいじゃないよ”ということを伝えること、仲直りした仲の良い姿を見せることの3つが大切ということです。
 こういったことが大変気になるところですが、番組では、あまり時間が残っておらず、物足りない印象でした。


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 ここでは、夫婦げんかの後の子どもへの対応について、もう少し詳しく説明してみます。ケンカの後の子どもへのかかわり方は、子どもの心の傷(つまり脳のダメージ)を軽減していくためには、非常に大切だと思われます。

 1つは、きちんと子どもに謝ることです。夫婦げんかで子どもに不安な思い辛い思いをさせたことをしっかりと言葉に出して謝ることが大切です。「お父さんとお母さんがケンカをして、○○ちゃんにイヤな思いをさせてしまってごめんね」などと謝ることです。両親ともに謝ることが大切ですが、どちらかだけが謝る場合には、「お父さんも(お母さんも)ごめんねって言ってたよ」と伝えることが大切です。

 2つめは、子どもの感情に目を向けて、子どもが自分で言葉にして表現できるように促すことです。「お父さんとお母さんがケンカしてたとき、○○ちゃんはどんな気持ちだった?」などと聴いてみると、子どもが「怖かった」などと応えてくれると思います。さらに「からだのどの辺に怖い気持ちがでてきたの?」などと聴いて、そのあたりを子どもと一緒になでてあげたりすることも良いケアになると思います。ここでも「ごめんね」などと謝ることが大切です。

 3つめは、子どもに“子どものせいではない”と明確に言葉で伝えることです。子どもは、良いことが起きたときにも悪いことが起きたときにも自分と結びつけて考えてしまいます。例えば、遠足の日に雨が降って遠足に行けなかった場合には、「自分が悪い子だから雨が降ったんだ」などと考えてしまうのです。親のケンカに直面した子どもは、「自分が悪い子だからお父さんとお母さんがケンカするんだ」というふうに捉えてしまいます。だからこそ、言葉で明確に「あなたが悪いわけではない」と伝えることが大切です。

 4つめは、仲直りしたということを行動と言葉で子どもに伝えることが大切です。仲直りした姿を子どもに見せることは大切です。それを通して、子どもが安心感を感じるからです。さらに言えば、「お父さんがお母さんにごめんなさいって、謝って、お母さんもお父さんにごめんなさいって謝って、それから2人でハグして仲直りしたよ」などと言葉で伝えるともっと良いと思います。言葉で伝えると様子を見て分かっていることが“ハッキリ”分かるので、子どもの安心感が高まるのです。

 こんなふうにケンカをした後に子どもに関わることは、子どもの心のケアをするだけではなく、子どもが人との関わりかたを学ぶことにつながります。
 
 お子様とのかかわりについてお悩みの保護者さまにはリソースポートのカウンセリングも選択肢の一つです。よろしければリンク先をご参照下さい。
   
タグ :子育て

Posted by リソースポート at 13:27Comments(0)子育て

睡眠が大切だということが、最近になって、強調されるようになってきました。

子どもにはどのくらいの時間の睡眠が必要とされているかご存じでしょうか?
アメリカの小児科学会(AAP)、睡眠研究学会(SRS)などの関連学会が勧めている睡眠時間は、以下の通りだそうです。
 4~12カ月:12~16時間(昼寝の時間も含む)
 1 ~ 2歳:11~14時間(同)
 3 ~ 5歳:10~13時間(同)
 6 ~12歳:9~12時間
13 ~18歳:8~10時間
ヨミドクター「子供の睡眠時間、足りてる?―米国睡眠医学会から指針」

小中学生は、9時間程度の睡眠時間が良いということですね。

睡眠時間が短いと、不登校に陥ったりする場合もあります。また、落ち着きがなくなったり、イライラしやすくなったり、落ち込みが激しくなったり、心の状態が不安定になってしまいます。ADHDやASDなどの発達障害の子どもの場合には、症状や不適切な行動が助長されてしまいます。学校での学習や友だち関係にも悪影響になってしまうと思われます。

例えば、NHKのクローズアップ現代では中学1年生の女子生徒のケースが紹介されていました。睡眠不足が続いたことが要因となって睡眠障害になって、朝も起きられなくなり、学校に行けない状態が続いてしまったということです。今は、睡眠障害の治療を受け症状が改善してきているということです。この場合は、きちんと診断を受けて睡眠障害として治療を受けていて、本当に良かったと思います。そうでなくて、単なる怠けとして厳しくされるだけだと、親子関係が上手くいかなかったり、学校が嫌いになって不登校が長引いたり、色々と問題が大きくなりそうです。
NHKクローズアップ現代「不登校12万人のかげで ~広がる子どもの睡眠障害~」

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反面、毎日の生活の中で子どもを早く寝させたいと思っても、なかなか子どもが寝ようとしないということはどこの家庭でもありがちなことではないでしょうか? 子どもの寝る場所と居間がつながっていたりすると、親が起きていると子どももなかなか寝られないものです。そんなときに、役立つのが、安眠のためのドーム型のツールです。頭を中に入れるように使うと、暗くなり、音も少し軽減されて、包まれている感じで安心感も高くなるようです。

こんな商品がいくつか開発されていました。






段ボール箱を活用して、自作もできそうです。
  

Posted by リソースポート at 07:34Comments(0)子育て
茨城県精神保健福祉センター 相談援助課の主催で、引きこもりに関する講演会が開かれるようです。

日時:平成29年12月19日(火曜日)13時30分~16時00分

場所:イーアスホール(イーアスつくば2階/つくば市研究学園5丁目19番地)

テーマ
「働けないお子さんのサバイバルプラン~親亡き後を生きるために~」

対象:当事者,家族,医療・保健・福祉の支援者,一般市民

お問い合わせ・お申込み:精神保健福祉センター相談援助課まで電話

☎:029(243)2870

お申込み締切:12月12日(火曜日)

https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/seiho/sodan/seishin/homepage-file/09senta/event.html  

Posted by リソースポート at 06:45Comments(0)子育てカウンセリング

2017年11月02日

鉛筆の持ち方

 スクールカウンセラーとしていくつかの小学校や中学校で活動していますが、最近少し気になっていることがあります。それは、お箸の持ち方と鉛筆の持ち方です。ほとんどの学校では、給食は順番にクラスを回って子どもたちと一緒に食べるようにしています。中学校で気づいたのですが、お箸を持たないで、スプーンで食べている生徒をちらほら見かけるのです。最初は、お箸を忘れたのかなと思っていたのですが、そうではなくて、スプーンの方が食べやすいという生徒もいて驚きました。それと同じようなことですが、正しい鉛筆の持ち方ができていない子どももよく見かけるので気になっています。

鉛筆の持ち方は成績に関係するようです

 正しい鉛筆の持ち方ができないと、どんなことが良くないでしょうか? 見た目が悪い、字がきれいに書けないなどは、多くの保護者の方が感じていると思います。しかし、それだけではなく、勉強の成績にも大きく関係していると言われています。
 例えば、鉛筆の持ち方が悪いと、字を書く時に非常に疲れやすくなります。そうすると、漢字を練習して覚えるときには、何度も書くことが子どもには大きな負担になってしまいます。そうすると、漢字の学習にも悪影響になります。それだけではなく、字を書くことそのものが大変な負担になりますから、授業中にノートを書くことが億劫になったりして、勉強のやる気もそがれがちです。
 また、テストの時にも、自分で書いている字が自分の手で隠れてしまうこともあります。そうすると、細かな部分で字を間違ってしまうとか、筆算で計算をする時に繰り上がりの数字が見えなくて、計算ミスをするということもあります。
 そういったことがあって、鉛筆を正しく持つことは、学習が定着していくために非常に大切なことなのです。成績にも大きく影響することが分かっていただけると思います。

鉛筆の持ち方はずっと間違ったままになってしまいます

 鉛筆を正しく持てる子どもの割合についてのある調査の結果を紹介します。小学校1年生では正しく持てる子どもは、3.8%、小学校2年生では2.3%、小学校3年生では5.6%、小学校4年生では2.9%、小学校5年生では4.7%、小学校6年生では4.7%、中学校1年生では4.1%、高校生では7.2%、大学生では7.6%ということです。ほとんどの人が鉛筆を正しく持てていないのですが、年齢が上がっても、正しく持てる人の割合はほとんど増えていきません。つまり、最初に間違った持ち方で鉛筆を持つようになってしまったら、そのままなかなか直らずにずっと正しくない持ち方で鉛筆を持つようになってしまうということです。そう考えると、できるだけ早い段階で、鉛筆の正しい持ち方を身につけさせることが大切だということが分かります。

 学校心理士の研修会で講師から聞いたのですが、ドイツの子どもたちは小学生ではほとんどの児童が正しく鉛筆を持てるということです。ドイツでは、小学校に入ってから初めて文字を習うと言うことで、小学校で文字を教えるときに鉛筆の持ち方も教えるということでした。そのため、正しく鉛筆を持てるということでした。しかし、日本では、小学校前にある程度文字をかけるようにしておくということが一般的のようです。こういったことから考えると、小学校に入学する前に、きちんとした持ち方を身につけてさせておくことが子どものためになるのだと思われます。

 幼児期の子どもたちは、お絵描きが大好きで、字を書き始める前からクレヨンなどを使ってお絵描きをすることが多いと思われます。クレヨンは正しい持ち方ではなくても、それほど困ったことはおきません。そのため、クレヨンの持ち方を指導したりせず、好きに絵を描かせることがほとんどだと思います。そのため、クレヨンの持ち方から習慣になってしまって、鉛筆の間違った持ち方がクセになってしまうことも多いようです。つまり、クレヨンを使い始める段階から、正しい持ち方を身につけさせることが大切なのです。

正しく持ちやすいクレヨン

 小さい子どもに正しい持ち方を指導するのは、意外と難しいものです。言葉で説明しても、なかなか説明が理解できないこともあります。絵を描きたい気持ちが強いと、持ち方を気にせずどんどん描こうとすることも自然なことです。大人が一生懸命に正しく持たせようとしても、なかなか無理があるものです。

サクラクレパス さんかくクーピーペンシル 12色

 こういった理由もあって、小さい子どもに正しいクレヨンの持ち方を覚えさせるには、持ちやすいクレヨンを使うことが、良い方法だと思われます。その一つが太くて持ちやすい三角形のクレヨンです。軸が三角形になっているので、子どもでも自然と親指と人差し指と中指の3本の指で持ちやすくなっているようです。

こどもえんぴつ6B

 また、鉛筆も三角形の軸で太めの鉛筆が市販されています。こういったものを活用して、早い段階から正しい持ち方を身につけるようにしておくことが、子どもには余計な負担をかけずに済む方法かもしれません。


  
タグ :子育て

Posted by リソースポート at 21:45Comments(0)子育て
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茨城県守谷市のカウンセリングルーム「リソースポート」です。主に子育てについてのカウンセリングを行っています。カウンセラーは学校心理士スーパーバイザー・臨床心理士の資格を持っていて、20年以上のキャリアがあります。
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